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現場の風景

頭の中で描き組み立てる設計を経て、現場で職人と共に施工をし、やがて竣工する建築の過程。

当然ながら携わる誰もが竣工を目指し励んでいるが、竣工した建築以上に魅力的なものがある。

自分にとってのそれは施工中の風景だ。

その風景に出会い感じるために、この仕事をしているといっても過言ではない。







風景に出会うためには現場に居ることが最低条件となる。

そしてその風景をつくるのは建築と人と環境。

風景はその三者を映す鏡のようでもあり、日々一刻と変化をしていく。

稀に三者の歩調がピタリはまった瞬間に立ち会える時もあるが、二度と同じ風景に出会うことは無い。

そんな流れていく風景を何より尊く感じる。   







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